プリント1 サル、ゾウ、コウモリ、ネコ、ウサギ、イヌ
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動物の解説
サル(猿)

猿は世界に約350種ほどいる哺乳類で、日本にはニホンザルが生息しています。
ニホンザルはオナガザル科に分類される猿で、世界で最も北まで生息する猿です。
雪の降る地域でも生息する猿は珍しく、英語圏ではスノーモンキーとも呼ばれたりします。
北海道や沖縄を除くほぼ日本全国に生息していますが、過去の調査結果によると茨城県には生息していないようです。
屋久島に住む猿はニホンザルの亜種で、ヤクシマザルと呼ばれたりします。
ゾウ(象)

陸上最大の哺乳類です。
日本では野生で生息しておらず、動物園などで飼育された姿を見ることが出来ます。
生息している地域は、アフリカと東南アジアで象牙目当てに密猟が繰り返され、絶滅危惧種として指定されている動物です。
コウモリ(蝙蝠)

割と嫌われ者のイメージがあるコウモリですが、実は哺乳類で哺乳類の中では唯一飛ぶことが出来る動物です。
種類が豊富で世界中に1000種類以上存在し、日本にはクビワコウモリや、テングコウモリ、モモジロコウモリなど30種類以上のコウモリが生息しています。
ネコ(猫)

ほぼ世界中に様々な種類が分布している動物です。
基本的に猫の多くは群れずに単独で生活する種類が多いですが、中にはライオンやハイエナなど群れで行動する動物もいます。
日本には特別天然記念物に指定されているイリオモテヤマネコや、天然記念物に指定されているツシマヤマネコなどが生息しています。
ウサギ(兎)

ウサギは耳が長いのが特徴の哺乳類で、世界に約90種ほどいます。
南極とオーストラリア以外の大陸に生息しており、様々な気候に対応している分、中にはウサギらしくないネズミのような姿をしたウサギもいたります。
日本には北海道に住むユキウサギやキタナキウサギ。本州や四国、九州などに分布するヒホンノウサギなどが生息しています。
イヌ(犬)

群れで生活する動物で日本だけでなく、世界でペットとして人気の動物です。
狂犬病などの問題から日本では、厳密な意味での野生の犬というのは存在しません。
イヌのなかまであれば、アカギツネやタヌキなどが本州や四国、九州などに生息しています。
近年ではエキノコックスと呼ばれる寄生虫が媒体の感染病が本州にも広がっているので、野生で見かけた場合は迂闊に触らないように注意が必要です。
プリント2 カバ、キリン、シマウマ、ネズミ、ゴリラ、チンパンジー
動物の解説
カバ

カバにはカバとコビトカバの種が存在し、多くの方がイメージするカバはカバの方でコビトカバの方は名前の通り小さく、水にもあまり入りません。
見た目からすると温厚に思われがちかもしれませんが、ナワバリ意識が強く獰猛な性格をしています。
キリン

動物の中でも長い首を持つことで有名な動物です。
多くの方がイメージするキリンは、アフリカ北部にあるサハラ砂漠より南のサバンナに生息しています。
キリンの仲間であるブロングホーンは北アメリカに生息していますが、外見はキリンというよりシカに近いです。
シマウマ

シマウマはアフリカのサバンナに生息しています。
生息地域によって微妙に種類が異なり、アフリカ南部の高原にはヤマシマウマ、アフリカ東部にはグレビーシマウマと呼ばれる種が生息しています。
一般的なサバンナシマウマ以外の種は絶滅危惧種に指定されています。
ネズミ

ネズミは南極大陸以外の全大陸に生息しています。
基本的にどのネズミも身体は小さいですが、都市部など餌が豊富なところに住むドブネズミなどはかなり巨大化することもあるようです。
ゴリラ

アフリカの熱帯雨林などに生息する動物で、猿の中では割と温厚な動物です。
ゴリラはニキゴリラとヒガシゴリラの種類がいて、その名の通りそれぞれ住む地域が違います。
ヒガシゴリラの亜種に有名なマウンテンゴリラがいて、他にもヒガシローランドゴリラと呼ばれる亜種もいます。
マウンテンゴリラはその名の通り、標高2000m以上の高い山に生息しています。
チンパンジー

チンパンジーはアフリカに住む猿の仲間です。
比較的知能の高い動物で、幼い頃は温厚な性格をしていますが大人になると凶暴な性格になります。
プリント3 ジャガー、ヤマアラシ、トラ、アナグマ、リス、クマ
動物の解説
ジャガー

ジャガーはアメリカ最大のネコ科の動物です。
見た目はヒョウに似ていますが、ヒョウに比べ模様が大きく模様の中に黒い点があったり若干ジャガーの方が大きいなどの違いがあります。
ヤマアラシ

ヤマアラシはアジアやアフリカに生息する動物で、背中に無数のトゲを持っている変わった動物です。
ヤマアラシのトゲは体毛が硬く変化したもので、襲ってきた相手にトゲが刺さると抜けやすくなる性質を持っています。
トラ

トラはユーラシア大陸やインドネシアなどに生息するネコ科最大の動物です。
その見た目や勇ましさから動物園でも人気の高い動物ですが、その人気の影響もあってか絶滅危惧種となっています。
アナグマ

アナグマは日本では本州、四国、九州に生息している動物で、日本に生息しているアナグマは日本アナグマと呼ばれています。画像は北アメリカに生息するアメリカアナグマです。
アナグマはその名の通り穴掘りが上手な動物で、穴を掘るために大きく長い爪を持っています。
よくタヌキやハクビシン、アライグマなどと間違われますが、ニホンアナグマは顔の周りが全体的に白っぽく尻尾が短いのが特徴です。
リス

リスは日本にも生息しており、日本ではニホンリス、キタリス、シマリスなどが生息しています。
ペットとして人気の動物なので、ペットとして飼われたリスが野生化しているのが問題になっているようです。
クマ

クマは日本にも生息する動物で、北海道に住むエゾヒグマは日本の陸上動物の中で最も大きい動物です。
本州や四国にはヒグマより小型な胸の模様が特徴的なツキノワグマが生息しています。ただ様々な見た目をした人間がいるように特徴的な月の輪模様がないツキノワグマもいたりするようです。
日本では冬眠することで有名な動物ですが、それは寒い地域に住むクマに見られる行動で、暖かい地域に生息するクマには冬眠しないクマも存在します。(マレーグマなど)
プリント4 ヒツジ、ナマケモノ、シカ、キツネ、タヌキ、ブタ
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動物の解説
ヒツジ

ヒツジは古くから人間が家畜として飼育している動物で、今から一万年以上前から利用されているようです。
似た動物であるヤギはヒツジよりやや小柄で、ヤギはヒツジと違いあごひげがあるのが特徴です。
毛を効率よく取るために品種改良された種もいて、人が毛を刈り取らないと際限なく伸び続けます。
なので海外などでは度々逃げ出したヒツジが、とんでもなくもっこもこな姿になって発見されることがあります。
ナマケモノ

ナマケモノはブラジルやアメリカなどに生息する動物で、基本的には一日のほとんどを木の上で生活しています。
ナマケモノは他の哺乳類とは違い身体を逆向きにして生活している為か、多くの哺乳類が上から下に毛が流れていくのに対して、ナマケモノはその逆になっています。
ブラジルに生息するタテガミナマケモノは森林伐採などの影響からか絶滅危惧種に指定されています。
シカ

シカは日本にも生息している動物で、オスだけが立派な角を持っています。
日本に住むシカはニホンジカとニホンカモシカの二種で、ニホンカモシカは特別天然記念物に指定されています。ニホンジカは地域によって亜種化しており、中には天然記念物に指定されているシカもいます。
通常の鹿も農作物の問題を引き起こしていますが、特に千葉県などではシカの仲間であるキョンが野生化し深刻な被害をもたらしています。
キツネ

キツネは日本にも生息する動物で北は北海道、南は九州までと幅広く生息しています。
ちなみに北海道に住むキツネはキタキツネと呼ばれるアカギツネの亜種です。(本州などにはアカギツネの亜種であるホンドギツネが生息)
見分ける場合、キタキツネはホンドギツネに比べて足の先が黒いのが特徴です。
日本とは宗教との関わりも深く、見た目も愛らしい動物ですがエキノコックスという非常に厄介な寄生虫を持っています。特にキタキツネはエキノコックスの主な感染源となっているので、迂闊に触らないように注意しましょう。
タヌキ

タヌキはイヌ科の動物で北海道から九州にかけて幅広く生息する動物です。
北海道の物は他の動物と同じく、本州などに住むホンドタヌキとは別亜種のエゾタヌキが生息しています。
夏と冬で毛が生え替わるので、夏と冬では見た目が大きく異なります。
ブタ

ブタは肉を得るためにイノシシを改良した動物です。
イギリスのヨークシャー地方で生み出されたヨークシャーやアメリカのハンプシャー、あとはペットとして人気のミニブタなど様々な品種が生み出されています。
日本では、純粋バークシャーの豚を黒豚としてブランド化されていたりもしますね。
プリント5 ムササビ、ヤギ、ハリネズミ、レッサーパンダ、ロバ、ラクダ
動物の解説
ムササビ
ムササビはリスの仲間で主に樹上で生活しています。
日本に生活していますが夜行性なので、日常生活ではほとんどのその姿を目にすることはありません。
最大の特徴は身体を広げ空を滑空することですが、条件によっては一度で100m以上もの距離を飛ぶことがあるようです。
ヤギ

ヤギはメス、オス共にほとんどの種が角を持っています。
群れで生活することが多い動物ですが、角が短い種ではあまり群れをつくらず生活するヤギもいるようです。ヒツジとよく間違われがちな動物ですがヤギはヒツジとは違い、顎にヒゲが生えています。
ヒツジと同じく、毛や肉などを目的として幅広い種類が家畜化されている動物です。
日本にはシバヤギと呼ばれるやや小型のヤギが九州の一部地域や五島列島に生息しています。
ハリネズミ

ハリネズミはアフリカやヨーロッパ、アジアなどに生息する動物で、その名の通り身体の大部分が鋭い棘で覆われています。
日本では野生で生息していませんが、ペットとして飼われていたものが一部地域では野生化しているようです。
レッサーパンダ

レッサーパンダは中国南部周辺に住む動物で、アライグマやタヌキなどと似た見た目をした動物です。
愛らしい見た目をしているので、日本では良く動物園などで見かけることが出来ます。
単独生活を好みアライグマやタヌキなどと違い、樹上で過ごすことが多い動物です。
ロバ

ロバはウマの仲間でアジア地域の草原やアフリカの北東部などに生息しています。
ただその性質上、ウマと同じく家畜化されやすい動物なので、野生のアジアロバやアフリカロバなどは絶滅危惧種として指定されています。
馬とロバは先祖を同じとするウマ科の仲間ですが、馬とは遺伝子が微妙に異なる別の動物です。
微妙に違うとは言ってもほとんど一緒なので、ウマとロバを掛け合わせた雑種なども生み出されています。
ラクダ

ラクダは乾燥した地域に強い生物で、背中のコブに蓄えられた脂肪を分解しそこから水を得ることが出来る変わった動物です。
動物園でたまに目にするラマやアルパカなどもラクダの仲間です。
一般的に想像するラクダはアフリカやモンゴルなどに生息しており、アフリカにはヒトコブラクダが、モンゴルではフタコブラクダが生息しています。
現在ではオーストラリアで野生化したラクダが問題にもなっているようです。
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