練習プリントの解説と練習時のコツ

サイト掲載のプリントについての詳細な説明

 サイト掲載のプリントですが、全て個人で作っています。

 使用しているフォントについては権利の問題があるので、何度もチェックしていますがそれ以外の要素は正しいかどうか保証しかねます。

 私自身プリントで練習している中でいくつも間違いを発見する酷さなので、文字の形以外は信用しないで下さい。

 誤りがあった場合は、確認次第すぐ修正しますので、お問い合わせいただくかコメントいただけると幸いです。

プリント掲載の書き順(筆順)と画数

インターネットで適当に確認したものを反映しています。

何かの基準に基づいて決めているということはありません。

地域や流派、書体や時代によって変化するものだと私は思いますので、あまり拘っていません。

あれ?この文字どういう書き順だったかな?と疑問に思ったときに参考にして下さい。

 書き順・画数を遵守する必要はないと個人的には思っていますが、毎回書き順が異なると文字の安定性に関わりますので、自分の中でこの文字はこう書くというルールは絶対持っておいた方が良いです。

漢字や日本語などの検定を受ける人は、プリント記載の書き順や画数を参考にしないで下さい。

漢字の読み方表記について

 読み方については権利上の問題から辞書などは参考にしておらず、政府発行の資料を参考にしております。またチェック体制も一人なので書き順などと同様漢字や日本語の検定を受ける人は参考にはしないで下さい。

 基本的に常用の読み方しか入っておりませんが、プリント作成者が知っていてかつ、これは入れるべきだろうと思う常用外の読み方も入っている場合があります。(名字やゲーム用語に使われる漢字に常用外の読みが入っている場合が多いです)

プリントの種類

 各プリント最低4パターン用意しています。

・教科書体(2パターン)
・行書体(1~2パターン)
・ペン字体(1パターン)
・毛筆体(1パターン)
・英語フォント(1~3パターン)

 理由は、一つのお手本からは得られる経験みたいなものに限界があるのと、一種類だけだと飽きるからです。

プリントの練習時間

だいたい1プリント10~30分程度で終わるような内容になるように調整しています。

利き手では逆の手で練習し始めたばかりの人や、漢字が多く含まれているプリントに関しては、少しオーバーするかもしれません。

プリントの確認

実際に全て印刷して問題ないか確認…出来たら理想ですが、していません。(予算の都合上)

作者の中で可能な限りもしくは心配な場合は、実際に印刷して確認していますが大半のプリントは確認出来ていないと思って下さい。

プリントの構成

作者が左手で練習している都合上、左利きに最適化されたプリントが数多く存在します。ただ作者自身は右利きであるので、右利きに最適化されたプリントも数多く存在します。

作者はゲーム・アニメ好きなのでお堅い人には好みに合わない表現がある場合があります。

練習時のコツ・アドバイス

サイト管理人が実際に練習して感じたことを適当に書いてます。

他の人へのアドバイスというか管理人自身へのアドバイスです。ですので他の人にとってはあまり参考にならない・的外れなことが書いてるかもしれません。

下手な間こそお手本をよく見て書くこと

サイト管理人もよくやりがちですが、手癖で書く限り進歩しません。
出来る限りお手本の流れを再現するように書きましょう。

別に完璧に真似る必要はありませんが、お手本の良い所を盗み取るようにして書く必要があります。

納得いかない文字やお手本に比べて明らかに汚い文字は日を置いて何度も上手く書けるようになるまで、繰り返し練習しましょう。

上手く書けた文字も、綺麗な形を忘れていないか定期的に確認を行ってください。

お手本を真似るときは、書く前にお手本の字の特徴を観察してから書くと効率的です。(線の長さや角度、曲がり具合など)

必ずしもお手本をなぞる必要はない

お手本をなぞる部分は以下の理由で作っています。

・字が下手でもなぞれば上手い字が書ける(自信付けの一環)
・最初と最後、もしくは両方をお手本なぞりすることで上手い字のイメージで始められる・終えることが出来る(効果のほどは謎)
・書く機会を少しでも増やすため
・器用さ向上
・お手本の字の癖や特徴を観察する

もしお手本をただの線だと思って自分の中で決まった書き順すら無視して作業的に適当になぞっているなら、何の意味もありません。お手本をなぞる場合は、自分になんらかの意識付けをしてなぞって下さい。

文字はある程度ゆっくり書く

 文字がとにかく下手っていう人は、上手い人と比べて異様に書く速度が早いか書き方が適当である場合があります。

 下手な人でも時間を掛けてゆっくり書けばある程度文字が整うようにかけた時間と質は関わりがあるので、上手くいかない文字ほど時間を掛けてゆっくり書くようにしましょう。

 文字を早く書くのはある程度字が上手くなってからにして下さい。

実戦・実務で結果を確認する

サイト管理人があんまり出来てないやつです。
やはり、文字は実際に使ってこそのものなので、練習だけでなく実際に自分が主に文字を使う場面で練習成果を意識しながら書いてみましょう。

そうすることで今の自分に足りないものや、やるべき練習が見えてきます。

これをしないと練習では上手いけど、実際の場面では下手くそという状態に陥ります

練習が終わったらお手本と自分の文字を比較する

練習直後だとよくわからない場合もあるので、可能なら1日~一週間くらい置いてから確認しましょう。自分の文字がお手本に比べて下手な文字は、お手本と線の長さや角度、パーツの大きさやパーツ間の距離などを比較してどこが違うのか分析して次はどう書くべきか考えましょう。

これをやるとやらないのでは上達速度にかなり違いが出ます。

サイト管理人はあんまり出来ていないので上達が遅いです。

色んな種類の文字をお手本とする

1種類の文字だけを参考に練習していると、何が駄目なのか、どうすべきなのかが見えてこないことがあります。色んな文字の形を参考にすることによって解決の糸口が見えてくることがあるので、お手本は複数持ってください。

一つしか好みのお手本がない場合は、基本は好みのお手本だけを主軸とし、行き詰った時に他のお手本を参考にする程度でかまいません。

本気で書く時は準備運動が必要

スポーツと同じく、文字を書く際も準備運動をした方が上手く手や腕が動きます。
本気で文字を書く時は、環境(温度)次第ですが5~15分程度くらい適当な文章を書いてから挑戦した方が上手く身体が動くようになります。

筆記用具に合った下敷きを用意する

筆記用具や紙質によって、適切な下敷きの固さがあります。
書きやすさだけでなく、疲労度にも影響するので固め・柔らかめの下敷きどちらも持っておくと便利です。

管理人は主に柔らかめの下敷きを使って練習していますが、0.4mm以下の細い筆記用具は柔らかいと引っかかるので、硬めの下敷きを使用した方がいいです。

練習時、首や肩が疲れるという方は絵を書く時みたいな角度の付いた台に紙を張り付けて練習するのがお勧めです。

練習時プリントを固定して練習しよう

テープやバインダー、電子吸着ボードなどでプリントを固定して練習した方がストレス無く練習することが出来ます。テープの場合は、マスキングテープや接着力の弱い両面テープが便利です。(両面テープは粘着層が残る恐れがあります)

管理人は撮影の都合上、両面テープを使用しています。

あまり片方の手だけで練習しすぎないこと(※両利きの場合)

あまり右手だけとか左手だけとかで練習しすぎると、いざ久しぶりに逆の手で書こうとすると片方の手の書き方に最適化された脳が混乱して感覚が狂います。(管理人がそうであっただけで個人差があると思います)

両方の手で文字を書く人はあまり偏った練習はお勧めしません。

アドバイスは必ず実践して確認すること

いつか練習する時に役立てよう…は駄目です。最低でも次かその次くらいの練習で実践して効果のほどを確認して下さい。身をもって体感しないと頭で覚えただけでは使えるものにはそうそうなりません。

得た知識の本質を理解するには、実践が必要です。

実践した結果、確かに役立つけどちょっと違うなということは往々にしてあるので、細かい点は自分用に調整しましょう。役に立たないと感じたことは、ひとまず今の自分には効果が薄いので頭の片隅にでも置いておいて下さい。

悩んだ時は他の学び事のやり方を応用してみよう

文字の練習だけに限らないですが、他の学び事でのやり方を他の分野に応用できることがあります。

人間のやることなので、効率の良い学び方というのは共通していることが多いです。

文字練習の場合は、動作が似ているイラスト関係の考えがそのまま応用出来ることが多いです。

定期的に練習しよう

練習時間は少なくても構わないので、可能な限り期間を空けずに練習を続けて下さい。

私も体感したことですが練習を継続していて2日、3日休んだだけでも影響を感じます。特に練習を始めたばかりで一週間以上の長期的な休みを取ってしまうと、ほぼゼロの状態に戻ります。

上手くなりたいと思うならある程度継続した長期的な練習が必要です。

文字が下手な人は綺麗に書こうと意識した練習が足りない

文字が下手な人は、文字を書いた量ではなく、文字を綺麗に書こうとした練習・経験が足りていません

サイト管理人のように、大人になっても汚く難読困難な字しか書けない人は、今までの人生の中で文字を綺麗に書こうと意識した時間(練習)が、字の上手い人に比べて圧倒的に不足しています。

下手な人は市販のドリルでよくある一ヵ月15~30分程度の多少の練習と小手先の技術を覚えたところではどうしようもない位置にいるので、もっと長期的な地道な基礎練習が必要です。

まず、頭の中にある汚い文字のイメージを壊すためにひたすら上手い文字を正確に真似ながら書く練習をしていきましょう。

 お手本を真似るときは可能な限り、お手本通りに書く事を心がけて下さい。いつもこうやってるからとかここは難しいからといって自己流で書けば書くほど上達からは遠のきます。

 

時間としては、毎日15~30分程度でかまいませんが可能な限り毎日か2日に1回はやらないと効果が薄いです。あと上記時間なら最低三ヵ月~半年程度は練習を継続的に続ける必要があります。練習時は、同ページにある別項目を参考にして練習を行ってください。

練習時の細かいコツについては、全部意識してやると頭が混乱してかえって効率が良くないので、1つか2つ何か自分の中で目標を立てて練習しましょう。

トータルの練習時間は、ご自身の目標次第ですが最低でも数十時間は必要です。

サイト管理人のように壊滅的に酷い人は百時間単位の練習が必要になる場合もあります。

練習時の注意点として、必ず過去の自分の練習した結果を残して下さい。これが無いと自分が過去に比べて成長出来ているのか出来ていないのか判断出来ません

あと過去の自分のどこが駄目なのか、今後自分はどういう練習をすべきなのかという判断も出来ません。

最初は正直よくわからないと思うので、そこまで気にする必要はありませんが、上達が行き詰まった時の重要な成長するためのヒントになります。